タケノコテントを★で評価!
コスパ: | ★★★★★ |
---|---|
デザイン: | ★★★★★ |
使いやすさ: | ★★★★★ |
耐風・耐水性: | ★★★★★ |
総合評価: | ★★★★★ |
ワンポールテントの中で群を抜くコストパフォーマンス!
最近、ワンポールテントと呼ばれる (ベルテントと呼ばれることもあります) サーカス小屋のようなテントの人気が高まっています 。
ワンポールテントの代表格として連想されるのはノルディスクのアスガルドです。最近流行りのグランピングでも宿泊用のテントとして採用されるほど、オシャレで高級感があり、おしゃれテントの代名詞的な存在です。
ですが、そこはおしゃれテントの代名詞だけあって、お値段も破格。
本体だけで12万円を超え、これにフロアシートなどの付属品を加えると、トータルの金額は20万円近くになってしまいます。
私もアスガルドには憧れはありましたが、さすがにテントに20万円を出費するほどの財力はなく、他社の似たような商品を探してタケノコテントにたどり着きました。
タケノコテントのお値段は7万円弱。グランドシートを含めても8万円でお釣りがきます。
アスガルド1個分のお金でタケノコテントを2個買ってもお釣りがきます。圧倒的なコストパフォーマンスですね。
※タケノコテントは正確にはワンポールテントではありません。センターポール1本のほかに、8角形の隅に8本のサイドポールがあります。
子供や女性に大人気!タケノコテントのかわいいデザイン!
タケノコテントにはアスガルドのような高級感はありませんが、その代わり、アスガルドにはないかわいさがあり、子供や女性に人気があると思います。
私も過去に数回、キャンプ場で他のキャンパーさんから
「このテントはどこで買えるんですか?」
「写真撮らせてください」
なんていう声をかけていただいたことがあります(笑)
一般的なドーム型テントやトンネル型のツールームテントと比べると、圧倒的な存在感があります。
ワンルーム並みのゆったりスペース!タケノコテントの中でおこもりキャンプも!
タケノコテントは8.6畳のゆったりテント
タケノコテントは公式サイトでは定員8名と記載されており、広さは8.6畳もあります。
他のワンポールテントとの大きな違いは、8本のサイドポールによって作り出される140㎝の壁です。
アスガルドにも壁はありますが、ここまでの高さはないため、壁付近のスペースはどうしてもデッドスペースになりがちです。
ですが、タケノコテントは壁際でも十分な高さがあるため、非常に使い勝手が良いです。
タケノコテントでおこもりキャンプも!
タケノコテントは定員8名ですが、私の回りでは4~5人の家族で使っているキャンパーさんが多いように思います。
そして、秋~春の気温が低い時期のキャンプでは、テント内に居住スペースを確保し、テントの中で暖房をつけながら食事をするという「おこもりキャンプ」ができます。
※テント内での暖房の使用については十分注意の上、自己責任でお願いします
私の写真だけではタケノコテントの魅力を十分には伝えきれないので、Instagramで私がフォローしているおしゃれキャンパーさん達の写真にも協力いただきました(笑)
タケノコテントは窓が大きくて開放的!
タケノコテントは8角形のうち、2面が出入り口となっていて、残り6面には大きな窓が設置されています。
なので気温が上昇する夏でも比較的換気が容易です。
このように富士山もバッチリ眺めることができます!
雨や風には弱いタケノコテント。設置場所や天気には注意を!
タケノコテントは雨に弱い?
タケノコテントのいいところを中心に書いてきましたが、欠点についてもしっかり書きたいと思います。
タケノコテントは雨に弱いです。
雨に関しては、アスガルドを含め、ポリコットン素材のテント全般に言えることなので、タケノコテントに限った話ではありませんが、公式サイトによると、タケノコテントの屋根の耐水圧は350mm。
コールマンなどの一般的なテントの耐水圧は2000㎜前後なので、その差は明らかです。
ただし、個人的には 350mmという数字ほど雨に弱いとは感じていません。
過去にタケノコテントでのキャンプ中に雷を伴う豪雨に数時間見舞われたことがありますが、そのレベルでも耐えられました(屋根をつつくと水がしたたり落ちてきましたが・・・笑)。
人によっては、タケノコテントの上にタープを被せて雨対策をしている方などもいます。
タケノコテントでキャンプをする際には、天気予報に注意を払い、雨予報の場合には十分な雨対策をする、またはキャンプを中止する等の判断が必要です。
タケノコテントの耐水性について他の方からのレビュー
タケノコテントの耐水性について、上にリンクを貼ったzin(@shibawanko0220)さんからレビューコメントをいただいたので紹介します!
タケノコの耐水圧が低いのは、屋根部分だけ生地が違う為です。
なので、3日間雨となれば流石に滲みて来ますが、半日程度の土砂降りで有れば問題ありません。先日の土砂降りでも、雨漏りはありませんでした。
後はメンテの問題かと・・・。
そうですね、タケノコテントで耐水性が低い(350㎜)のはポリコットンを採用している屋根部分だけです。壁・床部分はポリエステルのため、耐水性に問題はありません。
あとは、防水スプレーなどで防水対策のメンテナンスをされている方もいるようです。
タケノコテントは風に弱い?
上にも記載しましたが、8本のサイドポールによって作り出される140㎝があることで、他のワンポールテントに比べ、横風を受け流しにくい構造になっています。
公式サイトでは風速24.5~28.4mの環境下でのテストをクリアしていると書いていますが、キャンプ中に強風によってポールが折れてしまうというアクシデントに見舞われた方もいます。
風対策としては、以下の点をオススメします。
- 付属の20㎝ペグから30~40㎝ペグに買い替える
- ロープを追加購入し、8角形の各角に2本ずつロープを張る
- 更に8角形の角の中間にあるロープ穴を活用して、そこでもロープを張る
風対策についてもshibawanko0220さんからコメントをいただきました!
耐風性も、附属ペグでは持たないですが、40等のペグ使えばその辺のドームテントより耐風性は高いですよ。
去年台風の影響で周りのテントが飛ばされる中、ちゃんと耐えてましたからね。
付属のペグではやはり風対策は不十分だと思います。
対策次第では台風にも耐えられるそうです(笑)
基本的には風には弱いテントだと思いますが、手を加えれば耐風性はクリアできそうですね!
タケノコテントのスムーズな設営にはグランドシートがオススメ!
タケノコテントにはグランドシートが別売りで販売されています。
お値段は1万円ほど。決して安くはありませんが、このグランドシート、ただのグランドシートではありません。
タケノコテントを買ったばかりのころ、我が家はグランドシートは買わず、家にあった一般的なブルーシートで代用していましたが、タケノコテント初心者ということもあり、たるみがなく綺麗な8角形で建てるのはなかなか難しかったです。
そんなときに追加で購入したグランドシートのおかげで、設営がとてもスムーズに、しかもとても綺麗に建てられるようになりました。
グランドシートの8角形に合わせてテントを建てられるので、グランドシートはガイド機能も兼ねているのです。
タケノコテントのカラーバリエーションにタンカラーを追加!
タケノコテントは2019年6月現在、ベージュとタンカラーの2色が発売されています。
私はベージュが気に入っていますが、最近、キャンプ場ではタンカラーのタケノコテントもちょいちょい見かけるようになりました。
かわいさで言えばベージュ、クールさで言えばタンカラーでしょうか。
そこはそれぞれの好みで、といったところでしょうか。
タケノコテントレビューまとめ
- ワンポールテントの中ではコスパが高い
- かわいらしいデザインから子供や女性に大人気
- スペースが広いので多様なキャンプスタイルに対応
- 雨・風には弱いので、相応の工夫が必要
いかがでしたでしょうか。
タケノコテントはDODの商品ラインナップではカマボコテントと人気を二分するくらいの人気テントです。
コールマンなどの普通のドーム型テントとは違ったテントでキャンプをしてみたい!という方にはぜひオススメです!
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