
カマボコテントを★で評価!
コスパ: | ★★★★★ |
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デザイン: | ★★★★★ |
使いやすさ: | ★★★★★ |
耐風・耐水性: | ★★★★★ |
総合評価: | ★★★★★ |
DODの中で人気No.1のテント、カマボコテント2
DODの人気テントと言えば、なんと言っても、このカマボコテント2です。
カマボコテント2に限らず、各メーカーから発売されているトンネルテント、カマボコ型テントと呼ばれる2ルームテントは、近年人気となっているトンガリ屋根のワンポールテントと人気を二分するタイプのテントとなっています。
カマボコテント2は2017年に発売されましたが、発売から2年経った今も尚、売り切れ状態が続いており、購入するためには抽選販売にトライするしかありません。
DODでは転売防止を呼び掛けていますが、入手困難な状態が続いていることから、ヤフオクなどのオークションサイトでは定価を上回る価格で落札されるほどの人気ぶりです。
※このページの一番最後に、時期によってはカマボコテント2が販売されていることがある通販サイトのリンクを貼っています。気になる方はチェックしてみて下さい!
トンネルテントの中ではお買い得なカマボコテント2
トンネルテントと呼ばれる形状のテントは各メーカーから発売されていますが、他のメーカーの商品と比較するとカマボコテント2はリーズナブルな価格設定となっています。
カマボコテント2の定価は54,800円ですが、コールマンの同型のトンネル2ルームハウスと呼ばれる商品の実勢価格は7万円前後となっています。
カマボコテント2がここまで人気になっている理由の一つがこのリーズナブルな価格設定にあるのでしょうね。
カマボコテント2ひとつあればタープは不要!
一般的なキャンプスタイルとしては、就寝用のテントを1つと、その他に食事をしたりするスペース用としてタープを設営するのがスタンダードなスタイルだと思います。

しかしカマボコテント2の場合は、これ1つ設営すれば就寝スペースと移住スペースの両方が確保できるため、タープを別に設営する必要がありません。
設営に要する時間を節約することができるのもカマボコテント2の魅力の一つです。
魅せることも隠すこともできるカマボコテント2
最近のキャンパーさんの中にはオシャレキャンパーと呼ばれる人たちがいて、Instagramを見ていると、様々なオシャレなキャンプスタイルの写真で溢れています。
そんなオシャレキャンパーにもカマボコテント2は人気です。
その理由は、リビングスペースのドア4枚を全て跳ね上げてオープンタープのように使うことができるからです。

かなりの解放感ですよね。
我が家では上の写真のように全てオープンにしていた時に、見知らぬおじさんにカマボコテントのリビングスペースの中を通路として横切られました(笑)
こちら、私がフォローしているオシャレキャンパーさんの写真です。
こんな感じでドアをオープンにして、テントの中をオシャレを魅せることができるのも、カマボコテント2の魅力の一つです。

全てをオープンにすると丸見え感がすごくて、ちょっと恥ずかしいかもしれません。
丸見えが嫌な人、テントの中を見知らぬ人に横切られるのが嫌な人(笑)は、ドアを閉じてしまいましょう。
また、冬は全てのドアを閉じて、中でストーブを焚くと保温性も抜群です!
※締め切った状態でのストーブ使用は一酸化炭素中毒のリスクがありますので、十分に換気を確保したうえで、自己責任でお願いします。
リビングスペースが広いのでお座敷スタイルのおこもりキャンプも出来ちゃう!
カマボコテント2のリビングスペースの面積は3×4.2mと約7.8畳のスペースがあります。
広さで言えばタケノコテントが圧倒的かと思っていたのですが、タケノコテントは約8.6畳なので、カマボコテント2でもタケノコテントと遜色ないゆったりとした空間でおこもりキャンプが楽しめます。
こちら、前出のyukapikotaroさんのお座敷スタイル。
下にマットやカーペットを敷けば、ゆったりお座敷スタイルの完成です!
就寝スペースは大人3名くらいがベスト
就寝スペースは2.2m×3mの約4畳。
定員は一応5名ですが、荷物を持ち込むことを考えると、大人3名くらいで寝るのがゆったりしていてベストだと思います。

参考までに大人1名、子供2名で寝っ転がってみました。
何もないとゆったりですが、荷物を置くと大人4名はなんとかなりそうですが、5名はちょっときつそうです。
雨風に強いカマボコテント2
暴風にも耐えられるカマボコテント2
カマボコテント2は風には非常に強いとされています。
DODの公式サイトにもある、こちらの動画を見ると、非常に優れた耐風性を兼ね備えていることがわかります。
カマボコテント2はトンネル型の丸い形状となっているため、横風が来ても斜め上に受け流すことができるのでしょう。
90°にせり立ったタケノコテントの壁は横風に弱いですが、この差はテントのデザインの差にあると思われます。
雨にも強いポリエステル構造
カマボコテント2はタケノコテントとは違い、ポリエステル100%の素材を使用しているため、3000mmの耐水圧を有しています。
(タケノコテントは屋根部分はポリコットン素材のため、耐水圧は350㎜)
初代カマボコテントはメッシュのつなぎ目から雨漏りしたというクチコミも目にしますが、カマボコテント2ではその点は改善されているようです。
我が家でも雨キャンプは経験がありますが、雨漏りの経験はないので、その点は心配いらないでしょう。
カマボコテント2最大の弱点は結露!
いいことだけでなく、悪い点もきちんとレビューをしましょう!
カマボコテント2最大の弱点は結露です。
気密性が高いがゆえの弱点ですが、雨の日なんかは最悪です。
カマボコテント2ユーザーの方と話をすると、必ず盛り上がる話題は結露のひどさです。もはやネタ化していると言っても過言ではないかも(笑)
結露に関しては、一部の窓を開放するなどの工夫をすることである程度は改善が可能ですが、カマボコテント2ユーザーとしては覚悟が必要な弱点かと思います。
カマボコテント2の設営は2名で行うのがオススメ
カマボコテント2は基本的に大人2名による設営がオススメです。
淀川アーバンキャンプ会場から動画が届きましたよ~
— DOD【公式】 (@dod_camp) September 16, 2016
女性DODスタッフが一人でカマボコテント設営に挑戦!
結果はなんと 13分7秒 で設営できました!
※インナーの取り付けやストームロープのペグダウンはしてないです pic.twitter.com/vCEkFNUi2X
こちらのツイートではDODの女性スタッフが一人で設営していますが、正直、相当手馴れている人でなければ一人での設営は難しいです。
実際に自分で設営をしてみるとわかりますが、まっすぐなポールをアーチ状にたわませながら両サイドのグロメットにポールを差し込む必要があるため、これを一人でやろうとすると、相当なコツとかなりの力を必要とします。
下記の動画のように2名で設営するのが賢明でしょう。
2名で設営できるのであれば、設営作業自体は非常に簡単です。
中上級者にはチーカマスタイルやオクラカマスタイルがオススメ!
カマボコテント2があれば、基本的にはタープは不要、と書きましたが、カマボコテント2とチーズタープまたはオクラタープなどの組み合わせもオススメです。
カマボコテント2があれば、基本的にはタープは不要ですが、カマボコテント2の生地はやや薄いため、真夏の快晴の下ではカマボコテント2の生地だけでは十分に直射日光を遮ることができず、リビングスペースの気温がかなり高くなってしまうことがあります。
こういうときにはポリコットン素材の厚みがある生地のチーズタープやオクラタープを小川張りすることで、二重に直射日光を遮り、涼しいリビングスペースを確保することができます。

こちらはカマボコテント2の上にチーズタープを張ったチーカマスタイル。
オクラタープは自分でも持っているので、実際にオクラカマスタイルに挑戦してみました。

こんな感じです。
カマボコテント2のの高さは195cm。
ここで使用しているポールは240cmなのでカマボコテント2の屋根にオクラタープが接触することはありません。
(接触してしまうと、雨の時に水を含んだタープの重さでカマボコテント2が破損してしまう恐れがあるそうです。)
手前に240㎝のポールを3本立て、タープの一端からロープを張ってカマボコテント2の背後に立てたもう一本のポールに繋げて小川張りの完成です。

少し見づらいですが、カマボコテント2の背後にもう一本の赤いポールが見えると思います。
チーカマスタイル、オクラカマスタイルにすることで、リビングスペースがさらに広くなり、カマボコテント2の結露も少し改善する効果があるそうです(公式サイトより)。
カマボコテント2レビューまとめ
- DODで一番人気のテントのため、購入するには抽選販売に勝ち抜く必要あり
- このテント一つ設営すれば基本的にはタープは不要
- リビングスペースを魅せることも隠すこともできる
- 雨・風にも強いので、オールラウンド型のテントとして使える
- ただし結露はひどい(笑)
いかがでしたでしょうか。
カマボコテント2はDODの商品ラインナップでは人気No.1のテントです。
「設営時間を短縮したい!」
「キャンプ場でありきたりな普通のドーム型テントとは違ったテントで、人とはちょっと違ったキャンプスタイルを試してみたい!」
といった方にはぜひオススメです。
カマボコテント2はこちらのリンクから買えることも!?
カマボコテント2は基本的には抽選販売ですが、下記リンクから入ると、たまに抽選なしで買えることがあります。
2019年9月1日時点では、下記のリンクから、ナチュラム別注モデルであるカーキ×ブラックのカマボコテント2が51,800円で買える状態でした。
欲しい方は、こまめに通販サイトをチェックすることをオススメします!
(この記事を書いた人)
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