
オクラタープを★で評価!
2018年夏にオクラタープを購入しました。
これまでの使用回数はかれこれ15回以上。
それなりの回数、オクラタープを使い倒した私が個人的な見解で評価してみました。
コスパ: | ★★★★★ |
---|---|
デザイン: | ★★★★★ |
使いやすさ: | ★★★★★ |
耐水性: | ★★★★★ |
耐風性: | ★★★★★ |
総合評価: | ★★★★★ |
※「使いやすさ」には張り方のアレンジの多様性を含みます。
※「耐風性」はヘキサタープ系の中で評価しました。
スクリーンタープ系と比較すると耐風性は劣ると思います。
オクラタープのスペックを評価


こちらがオクラタープのスペックです。
まずは、スペックに基づいた評価をしてみます。
オクラタープは八角形の超大型オクタゴンタープ
世の中に出回っているタープを二分すると、壁があるスクリーンタープと屋根だけのヘキサタープに分かれます。
「ヘキサタープ」の「ヘキサ」は数字の6を意味し、六角形のタープであることが一般的ですが、このオクラタープは八角形のオクタゴンタープになります。
大人数にオススメ! チーズタープと並ぶ 圧倒的な面積を誇るオクラタープ
オクラタープの特徴の一つは、「とにかくデカイ!」
サイズは縦5.1m×横5.1mもあります。なんと約16畳もの広さです!
(単純に縦の一番長い部分と横の一番長い部分で掛け合わせて出した数字なので実質はもう少し小さいです。)
DODのもう一つの超大型タープ、チーズタープとほぼ同じ表面積を持ちます。
下に物を置いた写真を見ていただければ、大きさのイメージが湧くでしょうか?
オクラタープはポールとペグが別売り
オクラタープにはポールが付属されていないので、別に購入する必要があります。ポールが別売りって珍しいように思えるのでご注意ください!
私はこちらのポールを別に購入しました。
こちらを2セット、合計4本購入しています。
1節60㎝が4節で1本のセットになっており、最大240㎝、最小120㎝の範囲内でカスタマイズが可能です。
2019/7/11時点での価格は2本セットで4,980円。4本で9,960円です。
DODでもビッグタープポールという似たような商品を販売していますが、価格は 2019/7/11時点で 1本3,080円。4本買うと12,320円となり、上で紹介したSoomloomのポールより割高です。Soomloomのポールは使い勝手が良く、今のところ、満足しています。
オクラタープ、場合によってはロープも買い足しが必要
オクラタープにはロープが付属されていますが、ポールの高さや張り方次第では、ロープの追加購入が必要となりますので、こちらもご注意ください!
というわけで、オクラタープの本体は2万円ほどで買えるのですが、それにポールやペグ、ロープなどを加えると、トータルでは安くても3万円近くになってしまいます。
オクラタープは広さや材質の質感で評価できる部分はありますが、一般的なタープは1万円前後から購入可能なので、その点を考慮して、コスパ面に関しては★3つで評価しました。
オクラタープの張り方は様々なアレンジが可能!小川張りも!
ヘキサタープの基本的な張り方は、ポールを2本使い、対称となる2点にポールをセットし、残り4点をロープで張る、という基本的な張り方がメインになりますが、八角形のオクラタープは様々な張り方が可能です。
こちらはオーソドックススタイル。
対極2点にポールを立て、残り6点をロープで張るスタイル。
こちらは連続する前方3点にポールを立て、残り5点をロープで張った壁っぽいスタイル。
(ピンと張れていなくてスミマセン 笑)
こちらは間2点を空けて対極よりも1点ずらしてポールを立てた非対称スタイル。
他にもアイデアや工夫次第で、張り方のパターンは無限大に近いです。
毎回、「今日はこんな張り方をしてみようか」と悩みながら試行錯誤するのもキャンプの楽しみの一つですよね!
私はまだ試していませんが、人気の小川張りも可能のようです。
オクラタープの下ではガンガン焚き火もできちゃいます!
オクラタープの材質はポリコットン、35%が綿です。
ポリ100%よりも火の粉が飛んでも穴が開きにくい材質と言えます。
この特徴と別買いしたポールの高さ(240㎝)を活かし、私はたいてい、タープの下で焚き火をしています。今のところ、火の粉でタープに穴が開いたり焦げたりしたことはありません。
タープの下で焚き火ができると、雨の日なんかはとても助かります!
オクラタープはカマボコテントとの連結も可能、オクラカマスタイル!
公式サイトでは、オクラタープとカマボコテントを連結させるオクラカマスタイルを紹介しています。
雨の日には濡れずに済むので人気のスタイルでしょうね。
オクラカマスタイルを実践されている方をInstagramで発見しました。
カマボコテントのをオープンにすると、そこから張り出したオクラタープのスペースと合わせてのリビングスペースが広くなり、使いやすそうですね!
オクラタープはタケノコテントとの連結も可能!
2019年9月時点で、DOD公式サイトには以下の記載があるため、2019年3月出荷分からはタケノコテントとタープの接続はできなくなってしまったようです。ご注意ください。
※2019年3月当社出荷分より、天井外側のループを取り除いたため、タープとの接続はできなくなりました。
DOD公式サイトより
公式サイトでの紹介はありませんが、オクラタープはタケノコテントとも連結が可能です。
連結してしまうと、オクラタープの一部がタケノコテントの上にせり出すので、オクラタープの有効面積が狭くなりますが、我が家4人家族ではそれでも十分な広さで、最近のお気に入りスタイルになっています。
公式サイトでは命名されていませんが、オクラカマスタイルに対抗して勝手にオクラタケスタイルと呼んでいます(笑)
オクラタープ、雨にはそこそこ耐えられます
オクラタープの耐水圧はタケノコテント同様350㎜と、普通のポリエステルのタープと比べると数値上はかなり低い耐水性ですが、私がこれまで使ってきた経験上、数時間レベルの豪雨であれば問題なく耐えられます。
ただ、張り方には少し工夫が必要で、タープに高低差を持たせ、雨が流れ落ちるような張り方をしたほうがいいです。
よって、耐水圧については数字ほど気にする必要はないかと思います。
オクラタープは風には強い!
一般的にヘキサタープは風に弱いものですが、オクラタープは張り方次第では横風にはかなり強いです。
暗めの写真しかなくて恐縮ですが、1点ずつ空けて等間隔に4箇所にポールを立て、間の4点をロープで張ると、タープの高低差が少なく、地面に対して水平に近い状態の張り方ができます。
この張り方だと、横風の抵抗を受けにくく、先日は周辺の複数のテントが飛んでしまうほどの暴風の中でもビクともしませんでした(笑)
オクラタープは意外と汚れにくい
オクラタープはポリコットンのため、触った風合いから汚れがこびりつきやすそうな印象を受けますが、雨降りの設営時・撤収時、土の地面にタープを置いても、乾燥すると、土汚れは意外と簡単に払い落とすことができます。
思ったよりもメンテナンスはラクだと思います。
ただ、使用回数を重ねるにつれて、やはり汚れは増えていきます。
手で払ったり濡れた雑巾でこすっても取れる汚れではないので、きちんと綺麗にしようとすると水洗いをする必要があると思います。
オクラタープのカラーバリエーションはベージュとタンとブラックの3色!
2016年6月現在、オクラタープのカラーバリエーションはベージュとタン、ブラックの3色です。
私はベージュのタケノコテントを持っているので、それに合わせてベージュのオクラタープを持っています。テントの色と合わせたタープを持つのが無難ですが、あえて異なる色で並べるのも面白いかもしれません。
オクラタープ レビューまとめ
- 約16畳の超大型タープ
- 多彩な張り方が可能。毎回アレンジが楽しい!
- カマボコテントやタケノコテントとの連結が可能!
- ポリコットン素材のわりに雨風には結構強い
- ポール・ペグが別売りのため、トータルではお値段高め
いかがでしたでしょうか?
オクラタープはチーズタープと並ぶ、DODの超大型タープです。
お値段は少し張りますが、私個人はオススメしたい一品です!
この記事を書いた人
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